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所得税・個人事業者の消費税 迷いやすい事例の実務対応

¥2,244通常価格:¥2640

出版社
大蔵財務協会
判型
A5判 / 340ページ
ISBNコード
978-4-7547-2923-3
発刊日
2021/9/10

所得税・個人事業者の消費税 迷いやすい事例の実務対応

通常価格:¥2640

著者
坂野上 満 著

概要

前著である「法人税・消費税 迷いやすい事例の実務対応」の発刊を受け、所得税の取扱いの根幹となる部分を中心に解説。税法の趣旨や経緯から「何故、このような取扱いをすることになっているのか?」「何故、この規定は存在するのか?」を探り、所得税や消費税の根幹の部分を身に付けられ、答えにたどり着くまでの考え方を手にすることで多くの気づきを得られる一冊。

主要目次

第1章 所得税って、どんな税金?1 税法理解のためのヒント
2 所得税の計算パターン
3 個人の生活に対する所得税の配慮
4 所得税の配慮が端的に分かる3つの特徴
5 所得税の申告
6 本章のまとめ


第2章 所得って、何?
1 「所得」は所得税法に定義がない
2 包括的所得概念(純資産増加説)の採用
3 非課税所得について
4 源泉徴収制度
5 本章のまとめ


第3章 所得税の処理を行う際に心得ておきたいこと
1 その所得は何所得?〜所得税はヒモつき文化の税目
2 所得税法第36条と第37条〜収入金額と必要経費の認識・測定
3 「メシの種所得」の秘密
4 処理にどうしても迷ったら...??
5 本章のまとめ


第4章 所得税の処理で分かりにくいところを根本から押さえる
1 青色事業専従者給与の正当性をこう考える
2 他の所得とは一線を画す性質をもつ所得ってどれ?
3 どこまでが「生計を一にする」に該当するのか?
4 税込経理と税抜経理
5 損益通算が分からない人、集まれ!!
6 雑損控除の計算
7 法人成りの準備と処理
8 相続による事業承継〜所得税編
9 本章のまとめ


第5章 消費税の仕組みのあらまし
1 売り手と買い手で消費税に関する処理は原則的に同じ
2 消費税の計算パターンと所得税との違い
3 課税売上高はどのように位置づけられているのか?
4 消費税の世界で取り扱う取引、取り扱わない取引
5 消費税の最終負担者は誰?
6 仕入税額控除
7 原則課税の仕入税額控除の2つの調整
8 消費税の要件課税たる部分について
9 本章のまとめ


第6章 消費税法の規定を超具体的にひも解いてみる
1 国内取引をこのように考える
2 取引の事業性をこのように考える
3 取引の対価性をこのように考える
4 非課税をこのように考える
5 輸出免税をこのように考える
6 課税仕入れをこのように考える
7 個別対応方式の課税仕入れ3区分をこのように考える
8 選択届出書の提出期限をこのように考える
9 簡易課税の事業区分をこのように考える
10 本章のまとめ


第7章 個人事業者特有の消費税の問題
1 基準期間における課税売上高の計算
2 法人成りによる廃業と消費税
3 廃業の場合のみなし譲渡
4 相続による事業承継〜消費税編
5 本章のまとめ


第8章 税務調査のことを考える際、心得ておくべき3か条
1 第1条〜ストーリー作り
2 第2条〜「もし」の仮定
3 第3条〜立証責任はどちらにあるか?
4 本章のまとめ


第9章 申告において間違えやすいところ1〜所得税
1 非課税関係
2 各種所得関係1〜譲渡所得以外
3 各種所得関係2〜譲渡所得
4 所得控除・税額控除関係
5 確定申告・修正申告・更正の請求関係
6 その他


第10章 申告において間違えやすいところ2〜個人事業者の消費税
1 課税の対象関係
2 非課税関係
3 納税義務関係
4 仕入税額控除関係

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