概要

企業経営・成長に欠かせない取り組みとして注目されるESG（Environment［環境］・Social［社会］・Governance［ガバナンス］）をテーマとして、ビジネス等各種場面でのESGの位置付けや解釈、活用について詳述。それぞれの専門分野に精通した弁護士が、実例や最新の論点を交えて多角的に解説。

主要目次

ー序に代えて−　法律とESG

シェアリングエコノミーとESG

ESGとIT分野

　ーグローバル・ガバナンスとメガテックー

ESGと会社法

ESGと資産運用

非財務情報の開示をめぐる議論の進展

　ー保証（アシュアランス）にも触れてー

持続可能な宇宙開発・利用とガバナンス

修理する権利と知的財産権の保護

ESG／SDGsと競争法の緊張関係

　ー各国競争当局の動向・企業にとっての留意点ー

脱炭素社会における地方自治体の役割と企業との協働

遺言と信託を用いた公益の実現

知的財産権と医薬品アクセス

　ー新型コロナウイルス感染症をめぐる近時の動向を踏まえてー

ビジネスと人権をめぐる企業の対応

　−取引先からの人権デューデリジェンスにどのように対応するか−

イスラーム法とESG

スポーツ団体とガバナンス

倒産手続と企業のガバナンス

　−ステークホルダーの取扱いの変容を中心に−