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「マンションの相続税評価」改正ハンドブック

¥1,683通常価格:¥1980

出版社
大蔵財務協会
判型
A5判 / 184ページ
ISBNコード
978-4-7547-3247-9
発刊日
2024/11/12

「マンションの相続税評価」改正ハンドブック

通常価格:¥1980

著者
税理士法人山田&パートナーズ / 山田コンサルティンググループ(株) 編著

概要

「2024年から相続税が増税になる、将来の相続税負担が1,000万円、1億円増える」といったことが起きる可能性があるのが、今回の「マンション評価方法の改正」です。評価方法の改正により、従来の相続税評価額の1.5倍・2倍・2.3倍となり、その結果、相続税が1,000万円、1億円と増税になるケースもあるのです。一方、改正の影響を受けないマンションもあります。つまり、今回の改正により、影響を受けるのか、受けないのか。影響を受ける場合はどのくらい評価額が上がり、将来の相続税がどのくらい増えるのか、をしっかり把握する必要があります。 本書は、新しいマンション評価方法をわかりやすく解説します。相続対策や遺言の見直し、自社株評価への影響についても言及した実務書です。

主要目次

第1章 どうして「マンション」の相続税評価方法が改正されたの? 1 今までの「マンション」の相続税評価、何が問題だったの?
 《コラム》いい節税と悪い節税??
 2 時価1億円の「戸建て」と「マンション」、相続税評価額はどっちが低い?
   〜答え:「戸建て」が6,000万円、「マンション」が4,000万円〜
 《コラム》宅地と建物の相続税評価額の求め方...「従来の算式で求めた相続税評価額」
 
第2章 新しい「マンション評価方法」をざっくり理解しよう
 1 「マンション」の相続税評価額の最低水準を「戸建て」並みに「時価の6掛け」としよう
 2 「時価」の代わりに「市場価格理論値」なるものを決めよう
 3 「市場価格理論値」との乖離が大きいか小さいか
 4 「市場価格理論値の6掛け」に追いついているマンション・追いついていないマンション
 5 「市場価格理論値の6掛け」に追いついていないマンションは「6掛け」まで評価額をアップ
   〜特に大幅アップとなるマンションの特徴は?〜
 6 「市場価格理論値の6掛け」に追いついているマンション(評価乖離率:「1〜1.666」)
   〜評価額は上がらない〜
 7 「市場価格理論値」を超えているマンション(評価乖離率:「1未満」)
   〜改正により相続税評価額が下がる〜
 8 事例でみる「評価乖離率」に大きな差が出るマンション2つ
   〜中古低層:超高級マンション・ 新築タワーマンション〜
 9 所有しているマンションについて「影響ある?ない?」を早く知りたい!
   〜登記情報でわかります〜

第3章 いろいろなマンションの具体的事例で影響をみたい
 1 ケーススタディ?:築年数による影響をみる
   〜敷地の広い低層マンションの場合〜
 2 ケーススタディ?:築年数による影響をみる
   〜タワーマンションの場合〜
 3 ケーススタディ?:総階数による影響をみる
   〜5階・10階・20階・45階(所在階はすべて5階)の場合
 4 ケーススタディ?:所在階による影響をみる
   〜タワーマンションの場合〜
 《コラム》小規模宅地等の特例による評価減

第4章 全国のマンションの具体的事例で影響をみたい
 1 タワーマンション
 2 人気の地区にあるマンション
 3 各地域の事例紹介
   〜改正により何倍になるか〜
 《コラム》タワマンの歴史
 《コラム》地方におけるタワーマンション事情
 《コラム》マンション相続税評価方法改正と都市部マンション市況
 《コラム》これからのタワーマンション投資

第5章 今回のマンション評価方法の改正の対象とならないマンション
 1 概要
 2 改正の対象となるマンションの判定

第6章 新しい「マンション評価方法」を詳しく知りたい
 1 「マンション評価方法」が改正された背景
 2 新しい「マンション評価方法」の概要
 3 「区分所有補正率」の算定
   〜改正により評価額が「従来の相続税評価額」の何倍になるのか〜
 《コラム》有識者会議の資料から見る敷地持分の面積と乖離の関係
 《コラム》評価乖離率が零又は負数となる場合は相続税評価額ゼロ?
 《コラム》新しい「マンション評価方法」で評価しても否認されることがある

第7章 登記情報を見て国税庁HPで具体的計算をしたい
 1 敷地権が設定されているマンション
 2 敷地権が設定されていないマンション
 3 国税庁の計算ツール

第8章 相続・相続税についてやっておきたいこと
 1 最初に現状把握をしましょう
 《コラム》相続税額 早見表の見方
 2 「自分のために残す財産」と「家族に残す財産」
 《コラム》相続税額 早見表の見方
 3 家族に残す財産
   〜贈与で渡すか、相続で渡すか〜
 4 今回の改正の影響を受けてやるべきことがあるか?
 《コラム》タワーマンションに関する固定資産税の改正(2017年度改正)

第9章 非上場会社株式の相続税評価への影響
 1 オーナー経営者等が有する自社株式の評価額「純資産価額方式」に影響する
 2 マンション評価の改正を受けて、気を付けるべきこと、やるべきこと

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