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駆け込み完全マスター!売上1,000万円以下の個人事業のためのインボイス制度
¥935通常価格:¥1100
- 出版社
- 税務研究会
- 判型
- A5判 160頁
- ISBNコード
- 978-4-7931-2769-4
- 発刊日
- 2023/7/20
駆け込み完全マスター!売上1,000万円以下の個人事業のためのインボイス制度
通常価格:¥1100
- 著者
- 金井恵美子 著株式会社インフォマート 編集協力
概要
【どんな本?】
令和5年10月1日からインボイス制度が始まります。
売上1,000万円以下の免税事業者の方が、この制度にどう対応していったらよいのか、お悩みの方に向けて、図やQ&Aでわかりやすく解説しました。
インボイス制度では、免税事業者からの仕入れは仕入税額控除ができません。
免税事業者のまま事業を継続することができるのか、それとも登録して課税事業者となるべきか。免税事業者がインボイス制度に対応するために必要な知識を集めたやさしい解説本です。
【著者紹介】
金井 恵美子(かない えみこ)
税理士
1993年税理士登録、大阪市において金井恵美子税理士事務所開設。
平成15年第26回日税研究賞入選。
現在、同事務所所長、近畿大学大学院法学研究科非常勤講師。
全国の税理士会、研修機関等の講師を務める。
著書・論文多数。
<編集協力>
株式会社インフォマート
国内最大級のBtoB(企業間電子商取引)プラットフォーム。取引関係のある企業と企業を、社内を、ビジネスパーソンを、つないで結び、会社経営、ビジネススタイルを大きく変えるシステムを提供する。
https://www.infomart.co.jp/
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主要目次
主要目次
プロローグ
1.インボイス制度、ざっくりどんなもの?
2.インボイスって、なに?
3.インボイス制度で利益が減る?
4.免税事業者のままで事業を続けられるのか?
5.なぜインボイス制度なの?
Ⅰ.「消費税」「インボイス制度」基本のしくみを知ろう
1.所得税・法人税は利益に課税される
2.消費税は課税売上げと課税仕入れによって計算する
3.消費税の税率は何%?
4.消費税を申告する人、負担する人
5.すべての事業者が申告するわけじゃない
6.仕入税額控除って、なに?
7.インボイスを保存して仕入税額控除
8.登録するとインボイスの交付と保存が義務になる
Q 消費税は、誰が納税するの?
Q 消費税は、業種によって違いがありますか?
Q 個人事業は、いつ申告するのですか?
Q 令和4年に個人事業を立ち上げ、売上高は600万円でした。消費税については何の手続きもしていませんし、申告もしていません。大丈夫でしょうか。
Q なぜ、その年ではなく、前々年の売上高で判定するのですか。
Ⅱ.「 課税事業者となって登録するかしないか」それが問題だ
1.インボイス不要の特別ルール
2.登録する(課税事業者になる)場合の特別ルール
3.国税庁のWebサイトに公表される
4.登録するか否かの判断のポイント
Q 免税事業者は、請求書に消費税額を記載することができないのですか。
Q 登録をしないと、消費税分の値引きをしなければなりませんか。
Q これまで免税事業者であることを理由に消費税をもらっていなかった場合、登録すると消費税を上乗せしてもらうことができますか。
Q 取引先から、「課税事業者になってください」という手紙が届きました。課税事業者になることを強要されているように感じます。
Q 私はネットショップをやっています。ネットショップのお客さまは個人がほとんどなので、登録しなくてもいいですか。
Q 私は賃貸マンションのオーナーです。家賃収入は非課税ですが、屋上にソーラーシステムを設置して売電を行っています。登録をしないと買取価格を引き下げられますか。
Q 私は大工のひとり親方で、中堅程度の建設会社の下請けをしています。道具と軽トラックは自前ですが、経費はガソリン代しかありません。インボイス制度の登録をするべきですか。
Q 私はフリーのカメラマンです。売上げは年によって変動しますが、1,000万円を超えることはありません。令和4年の売上げは880万円、経費は200万円でした。仕事の打上げでは、同じフリーのライターやアニメーター、デザイナーと登録するべきかどうか話しています。
Q 私は日用雑貨のセレクトショップを経営しています。年間売上げは800万円程度で、原価率はだいたい50%、家賃などの経費を入れても40%以上の利益を確保しています。お客様は消費者なので、登録する必要はないですよね。
Q 私はコーヒーショップを経営しています。サンドウィッチが人気で、テイクアウトされるお客さまも多く、会議用にまとまった注文をいただくこともあります。とはいえ、年間売上げが1,000万円を超えることはなく、売上げが減ると経営が持たなくなります。登録するべきでしょうか。
Q 2割特例の時期が終わったらどうなるのですか。
Q 私は、毎年の課税売上高が1,000万円以下だったのですが、令和4年は1,000万円を超えました。2割特例はどうなりますか。
Ⅲ.登録申請をしよう
1.登録申請書を提出する
2.令和5年10月1日に登録を受ける場合の申請書の書き方
3.屋号等の公表は申出書を提出する
4.インボイス制度開始後の申請は「15日前の日」
5.登録を完了したら顧客へ連絡しよう
6.免税事業者に戻るときは登録取消届出書
7.登録は取り消されることがある
Q 登録は3月中にしなくてはいけなかったと聞きましたが、いまからでも間にあいますか。
Q 10月1日のインボイス制度の開始時に登録できていないと、令和5年はもう登録できないのですか。
Q 登録申請を行ったものの10月1日までに登録の通知が来ない場合、どうすればいいのですか。
Q 取引先から登録番号を連絡するようにとの通知がありました。事前に連絡しなくてはならないのですか。
Ⅳ.インボイスを交付しよう
1.登録したらインボイスの交付が義務になる
2.インボイスとは?
3.簡易インボイスとは?
4.返還インボイスとは?
5.電子インボイスとは?
6.偽インボイスの交付には罰則がある
7.支払通知書を確認すればインボイスを交付しなくていい
Q インボイスと認められるのは、請求書だけですか。納品書や領収書でもいいのですか。
Q これまでエクセルで四捨五入にして請求書を作っていました。今後もそれでよいですか。
Q 現在交付している領収書に登録番号を記載してインボイスにしようと考えています。10月1日から交付するのは、システム変更のタイミングが難しいのですが、どうしたらいいですか。
Q 私はアパレルメーカーから商品販売の委託を受け、販売額の15%を手数料として受け取っています。お客様へのインボイスの交付はどうなるのですか。
Q 私は工務店を経営しています。引き渡したときの請求額から、諸事情により値増金となることもしばしばです。これからは、こういうときの扱いも変わるのでしょうか。
Q 納品して請求したものが返品されてきました。返品分についてどのようにインボイスを処理すればよいのですか。
Q 私の取引先は、いつも振込手数料を引いた金額を振り込んできます。嫌ともいえず、長年続いています。インボイス制度ではどうなるのですか。
V インボイスを受け取ろう
1.2割特例・簡易課税ならインボイスはいらない
2.一般課税では還付申告もアリ
Ⅵ 経理業務の省力化~未来へつながる経理
(株式会社インフォマート回答)
Q インボイス制度導入で業務が増えそうですが、私たちのような小規模事業者もデジタルで対応できますか。
Q 請求書はMicrosoft Wordで作ったものをPDFに変換して送っています。デジタルインボイスはこれと違うのですか。
Q 発行するとき、受け取ったとき両方の適格請求書のチェックができる機能で便利なものはありませんか。
Q 紙とデータの請求書が混在してしまうときの対応はどうしたらいのでしょうか。
Q 紙でもデジタルでも、自動で仕訳して、いま使っている会計経理ソフトに入力されるようにできますか。
Q デジタル対応を考えていますが、請求書等業務のシステムの会社がものすごくたくさんあります。何を基準に選んだらいいのでしょうか。