概要

著者紹介武田　秀和（たけだ　ひでかず）
税理士（武田秀和税理士事務所所長（東京税理士会日本橋支部））
岩手県出身　中央大学法学部卒
東京国税局資料調査課、東京派遣監察官室、浅草、四谷税務署他東京国税局管内各税務署資産課税部門等に勤務
相続税・贈与税・譲渡所得を中心とした申告・相談・財産整理等資産税関係業務を中心に事業を展開している。また、北海道から沖縄までの各地の税理士に対する資産税関係の講演を行っている。

本書は、相続税を扱う上でよく問題となる事柄を、筆者の国税での経験や講演会等で受けた相談事例などを基に、税理士や会計事務所の方々の便を図るべく実務的に解説しています。
民法、相続税法だけでなく「手持現金」「名義預金」「名義株」等の取扱いや判断に苦慮する事項や、2023年の税制改正において導入された「資産移転の時期の選択により中立的な税制」も加えています。また、申告書作成や税務調査があった場合の対応についても「申告及び調査対応のポイント」として具体的に解説しています。
なお、本書は平成31年3月に刊行した「相続税・贈与税の重要テーマポイント解説」の内容を充実させて「相続」と「贈与」の2分冊に分けて改訂しております。

主要目次

主要目次
第1章　民法における相続人及び相続分
第2章　相続税法の基本
第3章　相続財産
第4章　小規模宅地等の特例
第5章　債務・葬式費用
第6章　遺産分割・未分割
第7章　相続税の計算
第8章　申告・修正申告
第9章　相続税の納付