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〔三訂版〕ゼロからはじめる「家族信託」活用術

¥2,337通常価格:¥2750

出版社
税務研究会
判型
A5判 324頁
ISBNコード
978-4-7931-2834-9
発刊日
2024/8/8

〔三訂版〕ゼロからはじめる「家族信託」活用術

通常価格:¥2750

著者
斎藤竜 著

概要

●高齢化の進行で認知症が増加している昨今、相続の現場では、遺言や成年後見制度と並んで「家族信託」の活用も選択肢の一つとなってきています。近年の法改正等により信託が利用しやすくなったことに加え、成年後見人制度よりも柔軟な財産管理・資産運用ができるという特徴があるからです。

●ただし、家族信託の利用に当たっては、様々な法律上の問題等がつきまとうため、基礎知識(主な信託行為、遺言や成年後見との違いなど)のほか、メリットとデメリットについて正しく理解することが必要です。

●本書は、家族信託業務を考える士業、コンサルタント等の専門家が、信託業務を依頼者から受任し、円滑に業務を遂行するために知っておくべき提案の心得、業務手順等を解説しています。

●家族信託の設計、受益者連続型信託、共有対策としての家族信託、事業承継対策としての家族信託などについて、活用事例を数多く織り込むことによって、より理解を深められるよう構成しています。

●今回の三訂版では、最近特に注目されている、受託者を帰属権利者とする信託不動産の登記手続きや、家族信託と相続空き家特例の関係ついて、新たな動向を具体的に説明し、実務における適用と今後の対策を示しています。

【著者紹介】
斎藤 竜(さいとう りょう) 
司法書士
司法書士事務所リーガルエステート代表
株式会社リーガルエステート代表取締役
家族信託をはじめ、年間1,000件以上の相続・生前対策・渉外登記に関する相談を受けるなど、顧客に対するコンサルティングを行っている。その他、書籍出版、雑誌原稿執筆、セミナーも精力的に行うなど、司法書士兼コンサルタントとして活動。

主要目次

主要目次
第1編 家族信託の概略
 1 事業承継等の問題点とその背景
 2 家族信託とは
 3 家族信託と成年後見制度の比較
 4 家族信託の活用基本事例
 5 家族信託に向かないケース、デメリット

第2編 家族信託の法務と税務
 1 認知症対策での家族信託の活用事例 
 2 信託の開始
 3 信託期間中
 4 信託の終了

第3編 認知症対策における家族信託の設計
 1 家族信託の設計
 2 信託契約書の作成
 3 信託契約後の手続き
 4 家族信託のスタート
 5 信託終了時の不動産登記手続き
 6 信託終了時の不動産取得税・登録免許税
 7 家族信託と相続空き家特例

第4編 受益者連続型信託
 1 二次相続、三次相続対策
 2 受益者連続型信託の活用事例
 3 受益者連続型信託における法務・税務
 4 家族信託の永続性を考える
 5 受益者連続型信託のスキームの設計

第5編 共有対策としての家族信託
 1 不動産の共有化問題
 2 共有対策信託の活用事例

第6編 家族信託と融資
 1 家族信託を活用した新規融資
 2 既存ローン付不動産の家族信託

第7編 事業承継対策としての家族信託
 1 事業承継対策としての家族信託とは?
 2 事業承継対策としての家族信託の活用事例
 3 自社株式の信託手続き
 4 事業承継対策の家族信託の注意点

第8編 家族信託における士業、専門家が果たす役割
 1 家族信託に取り組むべき理由
 2 顧客への説明のポイント
 3 士業、専門家が果たす役割

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